木造住宅にもエレベーターの設置がこの2〜3年増えてきました。油圧式で音も静か、操作も簡単になっています。ホームエレベーターを採用する理由の多くが将来のバリアフリー対策。2階建ての家にも増えています。

エレベーターが入る3階までの空間を1階から見上げた写真。空間を取り囲むようにすべての面に筋交いが入ります。

2階のホールにエレベーターの扉の設置


エレベーター内には電話が標準で付き、外線もかけられます。

室内灯も自動点燈、車椅子にも対応しています。


 

(埼玉県草加市 秋山様)

秋山邸の設計にあたって

秋山様のお宅は3世帯住宅。当初からのご希望で、2階をダイニングキッチンにしようと決められていました。 お母様の部屋はダイニングキッチンと同じフロアが使いので、2階にということになったのですが、そこで問題になったのが階段。毎日のことでもあるわけですから、手摺に掴って降りるのではということに。浴室も1階ですから、それではエレベーターの設置を検討しながらの設計を試みてみましょう、ということに。

結果としては、足も楽で、毎日のお風呂も温泉にでも行く気分で、エレベーターを利用されているということでした。